2025年3月13日、「GAFAで働く先輩たちが語るキャリアの裏側」というテーマで特別なトークイベントを開催しました。現役のGAFAで働く社員をお招きし、就職活動やキャリアの実体験についてお話しいただきました。多くの学生にとって、外資系テック企業で働くことは憧れの一つですが、その実態や選考プロセスについての具体的な情報を得る機会は少ないのが現状です。

そこで、本イベントを通じて、学生がトップ企業でのキャリアについての理解を深める場を提供しました。

TOMOSUBAは普段から学生たちの就職活動を応援しており、就職活動に専念している大学生のサポートになるようなイベントや活動を行っています。TOMOSUBAを拠点として大学生が就活や社会体験をしてもらう活動場所になるようさまざまな活動を行っています。興味関心がある企業は是非、お声がけください。

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イベント開催の目的

本イベントは、特に海外の企業やテクノロジー業界に関心を持つ学生を対象に、実際にGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)で活躍する社員の生の声を聞く機会を提供することを目的としています。就職活動のプロセスや求められるスキル、働き方などを直接知ることで、将来のキャリアをより具体的に描けるようになってもらうことを目的としています。


イベントの内容

1. トークセッション

GAFAの現役社員をお招きし、それぞれの企業の採用プロセスや求められるスキルについて、事前に参加者から寄せられた質問に答えていただきました。

💬選考プロセスの違い

  • 社員A: 面接回数は8回と多く、主に対面でのコミュニケーションを重視。創造力や即興力を試されるアクティビティが含まれていた。面接で聞かれる内容では、どれだけ所属したい部署に関してパッションを持っているかが重要になる。
  • 社員B: 以前は11回の面接があったが、現在は短縮されており、オンライン面接のみ。選考では、データ活用のスキルや問題解決能力、リーダーシップ能力、仕事に関連する知識を持っているのか、倫理的な行動ができるか、チャレンジできるかなどに焦点が当てられて面接の質問が組まれる。

💬就活生が今から身につけておくべきスキルについて

  • 社員A: クリエイティブ力が求められ、発想の瞬発力が重要。また、多様な文化を理解し、適応する能力も不可欠。Adobeのスキルだったり、書類作成能力が重要。コミュニケーション能力が一番大切。日本人は、自分が思っていることをぼやっとしてあまり言わないようにするが、アメリカの人たちはそれを良しとしない。
  • 社員B: コミュニケーション能力が最も重要。データを基にした論理的思考、リーダーシップ、チャレンジ精神を評価される。
  • 社員A: 社内の人たちは、さまざまな人種の方がいるので、価値観の違いを理解できるようになった方がいい。多様性が魅力であり、強みでもあるので、外国の方たちと接触できるようになった方がいい。英語能力は読み書きや、日常生活程度の会話はできた方がいい。自己アピールがめちゃくちゃ大事、ポーズだけでもいいので、自己アピールをしっかりやっておくのがいい。

💬英語の能力について

  • 社員A: 会社は、7割日本人で3割外国人。英語を上級者程度使える人の方が少ない気がする。話すときは、日本語で会話している。上司はアメリカの方が多いので、チャットや会議では、英語が必要になってくるので、使うことがないわけではないが英語が話せないからといって、就職を断念することはない。
  • 社員B: 英語堪能な方がほとんどだが、できない人も結構いる。仕事で海外の人と関わることが多い部署の人は面接時に英語の能力を聞かれるが、それ以外の部署では大きく影響はない可能性もある。

💬審査の段階で英語で足切りあるか?

  • 社員A: 英語力は面接で一回だけ聞かれた。英語で自己紹介してと言われただけ。
  • 社員B: インタビューでは英語を話してはなかった。が、どの面接でも絶対に外国人の面接官がいた。

💬日本企業との違い

  • 社員A: 日本企業と違って働くのが楽。コミュニケーションに重点を置いている会社なので上司でも分け隔てなく会話ができるのがいい。上司に対するフィードバックができる環境がある。そして、部下との時間を設けてくれるのがいつでも相談しやすく、コミュニケーションがとりやすいいい環境になっている。
  • 社員B: 上司に対して部下が評価する制度がある。それが上司の評価制度に繋がっている。上司が顔色を伺いながらやっている。クオーターごとに評価が数値化されている。どっちが上司なのか分からなくなる。

💬働き方について

  • 社員A: 定時はなく、朝礼や終礼もない。NGなのはサンダルだけ。部署によるが、オフィスカジュアルな格好でいい。帽子被りながらでOK。リモートワークはしたければしてよく基本的には自由。タイムカードもないが業務上の理由で100%出社の部署もある。逆に出社しなければできない仕事がありセキュリティー面で会社に出勤する必要がある部署がある。
  • 社員B: 服装は自由。チームによっては違うが、週3出社はしてねという感じ。時間はコアタイムがあるが、仕事さえこなしていれば、あまり上司は気にしない。


参加者からの声

大学生A

具体的な話までお聞きできて楽しかったです。同じ目線で話していただけた。学べて、且つ楽しかったです!

社会人A

英語がそこまで得意ではなく、自分ではチャレンジできない業界だと思っていたが、実際に働いている方々に社内の状況を教えてもらえ、自分の可能性を感じることができた。

イベント交流会

本イベントを通じて、多くの学生が外資系企業の選考プロセスやカルチャーに強い関心を持っていることがわかりました。特に、GAFAの企業文化の違いや求められるスキルについて、登壇者のリアルな体験談が学生たちにとって非常に有意義な学びとなりました。

また、交流会では参加者が積極的に質問し、実際のキャリアパスについて生の声を聞く貴重な機会となりました。学生たちが抱える疑問や不安を解消する場を提供できたことに、大きな手応えを感じました。参加者と講師は1時間を超えるコミュニケーションをとりお互いに質問をし学生は就活に対する大事な情報収集の場になりました。


一緒に未来を切り拓こう!

弊社では、これからも企業と学生をつなぐためのイベントを定期的に開催し、学生がキャリアについて考えるきっかけを提供していきます。本イベントのように、学生が直接企業の先輩たちの生の声を聞き、リアルな視点でキャリアを考える場を増やしていきます。今後も多様な業界や企業のプロフェッショナルと連携しながら、大学生のキャリア支援を強化してまいります。

もし貴社が、就職活動を控える学生たちに向けて自社の魅力を伝えるイベントを開催したいとお考えでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。貴社に最適なプランをご提案し、学生との最適な出会いの場をご提供いたします。

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