TOMOSUBA四ツ谷にて、関東の大学に通う学生・中村龍希さんによる「中東帰国報告会」が開催されました。
このイベントには、国際交流や異文化への関心を持つ約40名の学生・社会人が参加。ドバイやオマーンといった中東諸国を実際に旅してきた中村さんのリアルな旅の記録と“肌感覚”の異文化体験が語られ、会場は驚きと共感、そして新たな視点で満ちていました。
現地で見た、聞いた、感じたことを「伝える」力
イベントの前半では、旅の全体像をわかりやすくまとめたダイジェストトークからスタート。
単なる観光案内ではなく、現地の食文化、街の空気、人とのふれあい、そして何より「宗教観と暮らしの融合」にスポットを当てた語りは、参加者の中東に対するイメージを根底から覆しました。
例えば、現地の市場で交わされた何気ない会話や、ラマダン中に見た“食べない”という選択が当たり前である世界、女性の服装にまつわる誤解と現実…。メディアやネットでは得られない一次情報に、参加者は真剣に耳を傾けながら、それぞれの価値観を更新していきました。
“ただ聞く”だけじゃない。参加型の報告会だからこそ生まれる共感
後半では、写真や実際に持ち帰った現地のお土産、民族衣装などを使いながら、参加者との対話形式でのディスカッションも行われました。
「中東=危険な場所」という固定観念が崩れる瞬間。
「宗教」という言葉に対する距離感が一気に縮まる瞬間。
一方的な発表ではなく、双方向の理解が生まれる報告会という形式が、学生の視野を飛躍的に広げていく場になっていたのが印象的でした。
実際に寄せられた声の一部をご紹介します:
「正直、中東は全くの未知。でも、話を聞いて“行ってみたい”と思えたのが自分でも驚きでした」
「宗教や文化が違っても“人”はやっぱり温かい。旅の話から伝わってきた」
「現地の匂いや色が想像できるほどリアルで、行った気になれました」
このように、旅が“他人事”ではなく“自分ごと”として学生に浸透していく場が生まれたのは、現地を体験した学生自身が語り手となるスタイルならではの成果です。
「旅 × 教育 × 社会」をつなぐ挑戦へ
この帰国報告会を主催した中村龍希さんは、学生時代にすでに52カ国を旅してきた“次世代の越境人材”の一人。
その彼が今、目指しているのは「旅をするだけで終わらせず、それを“社会につなぐ学び”として還元すること」。
今後は、報告会だけでなく、旅先で出会った現地の若者とのオンライン交流、海外をテーマにしたワークショップ設計、キャリア意識と海外体験を接続するプログラムなど、学生と社会を“越境体験”でつなぐプロジェクトを企画しています。
企業の皆様へ ― グローバル人材とのリアルな接点として
異文化理解・宗教的寛容性・異言語環境での行動力…。こうした要素は、国際展開を志す企業や、ダイバーシティを推進する組織にとって非常に重要な素養です。
本イベントのような場は、そうした素養を“すでに現場で経験している学生”とのリアルな出会いの場になります。
以下のようなコラボレーションが可能です:
- 🌍 企業主催イベントでの海外経験者登壇・対話セッション
- ✈️ 海外フィールドを舞台にした企業研修 or 学生モニター施策
- 🧳 “旅とキャリア”をテーマにした共創コンテンツ開発
- 🤝 グローバル人材に向けた採用・育成の場づくり連携
TOMOSUBAは、こうした学生の“リアルな挑戦”と“企業の未来像”を接続する場として、今後も多様な活動を支援していきます。
「海外」「学び」「人との出会い」をキーワードに、新たな価値を創出する企画を共に生み出してみませんか?
グローバルに生きる学生と出会うこと。そこから、企業の未来もまた広がっていくのです。
ご興味のある企業様は、お気軽にTOMOSUBAまでお問い合わせください。