はじめに
TOMOSUBAでは、学生が社会課題や業界テーマに対して仮説を立て、実践しながら事業アイディアを形にするプロジェクトを企業と共に推進しています。実戦的な新規事業創出や若者のアイディアを活かした取り組みに関心のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
動画の概要紹介
動画「【必見】新規事業のプロ、守屋実氏が教える『実戦的な事業アイデア』の見つけ方とは?」では、新規事業創出の現場で重ねられたリアルな知見が紹介されています。守屋氏は、アイディア発掘のヒントとして①既存の挑戦者から学ぶ、②既存ビジネスに独自の工夫を加える、③規制緩和という国の動きを捉える、という3つの視点を提案しています。
特に印象的なのは、「アイディアは探すものではなく、無数に存在している。重要なのは、何を選びやり切るかだ」というメッセージです。完璧なアイディアを求めるのではなく、ありふれたテーマでも自らの工夫や視点を加えて挑戦することの大切さが強調されていました。
TOMOSUBAとの関連性:無数の可能性に挑むプラットフォーム
TOMOSUBAの事業モデルは、学生や若者たちが既存の社会課題や産業の課題に対して、自らテーマを選び、仮説を立て、試行錯誤を重ねながらプロジェクトを推進していきます。
このプロセスは、動画で紹介された「オリジナルをゼロから作るのではなく、既存の枠組みに自分なりの新しい価値を加える」というアプローチです。TOMOSUBAのフィールドでは、すでに存在する産業や社会問題に対し、小さな工夫と強い意志で切り込み、実践を通じて独自の解を生み出すチャンスが無数に広がっています。
TOMOSUBAのプロジェクトは、学生や若者が既存の社会課題や産業構造に対して、ゼロから何かを生み出すのではなく、「すでにある枠組みに自分なりの価値を加える」という実践的なアプローチを取っています。動画で紹介されていたように、オリジナルのアイディアは必ずしも“無”から生まれるものではなく、既存のものに工夫を加えることで生み出される可能性があります。TOMOSUBAでは、こうした視点をもとに、仮説を立て、検証を重ねる中で、独自の答えを見つけ出す機会が数多く存在しています。
この取り組みは、インターンシップを学生に募集したい企業にとっても非常に有益です。学生たちは受け身ではなく、当事者として課題解決に関わりながら提案と実行を繰り返します。こうしたプロセスを通じて、優秀な学生の採用方法を再考するきっかけにもなり、TOMOSUBAは企業向けの学生採用支援サービスとしても注目を集めています。
さらに、新卒採用の課題解決を図りたい企業にとっても、TOMOSUBAの仕組みは有効です。書類や面接だけでは見えにくい学生の素質を、リアルなプロジェクトを通して可視化できるため、企業と学生のマッチングサービスとしての精度も高まります。
結論:選び、やりきる力を育むTOMOSUBAの意義
イノベーションは、完璧なアイディアからではなく、行動と仮説検証の中から生まれます。TOMOSUBAは、若者たちが「これをやりたい」と決め、試行錯誤を繰り返しながら社会実装を目指すプロセスそのものを支援しています。
守屋氏が説く「無数にある可能性の中から、ひとつを選び抜き、やり切る」ことの重要性。それを地に足のついた形で実践できる場こそが、TOMOSUBAなのです。未来を創る人材にとって不可欠な思考力・行動力・胆力を育むこのプラットフォームは、これからの社会にとってますます欠かせない存在になっていくでしょう。
TOMOSUBAが提供している価値は、「越境」と「共創」にあります。学生たちは大学の枠を超え、異なる専攻、異なる志向を持つ仲間とチームを組み、社会や企業とリアルにつながる中で、視野を広げていきます。年齢や立場に関係なく、意見を出し合い、共に進めていく経験は、教室内の学びでは得られないダイナミズムを生み出します。
企業側にとっても、こうした学生たちとの協働は、新たな気づきと価値の創出につながっています。従来の一方通行の教育やインターンではなく、TOMOSUBAでは企業と学生が対等な立場で意見を交わし、具体的な成果物に向けて動きます。柔軟でしなやかな発想を持つ学生とのやりとりは、組織内に新しい風を吹き込み、現場の課題解決に直結することも少なくありません。
このような環境では、参加者一人ひとりが「自分の役割は何か」「このチームにどう貢献できるか」を自然と考えるようになります。そこには、単なる成果重視ではなく、プロセスを大切にする文化が根づいています。メンバー同士の対話や相互フィードバックによって、他者の考え方を尊重しながら自分の軸を深めることができるのも、TOMOSUBAならではの特徴です。
また、TOMOSUBAではプロジェクト後の振り返りや発信の機会も重視しています。どんな経験が自分を成長させたのか、どんな壁をどう乗り越えたのかを言語化することは、次の挑戦への準備となり、将来のキャリア選択にも大きく影響します。実践と内省のサイクルを繰り返すことで、学生はただ知識やスキルを得るだけでなく、自分自身の価値観や強みを明確にしていくのです。
このようにTOMOSUBAは、「何をするか」だけでなく、「誰と、どのように取り組むか」を大切にした学びの場として、多くの若者にとって新しいスタート地点となっています。
最後に:TOMOSUBAでできること
TOMOSUBAでは、数多くの産学連携プロジェクトや大学生とのビジネス協業が進行中です。たとえば、Z世代の感性を活かした学生マーケティング支援や、調査・分析に関わる学生向けリサーチサービスなどが展開されており、実践的なコラボレーションの場として企業にとっても高い価値を持っています。実際に、多くの学生と企業のコラボ事例が生まれており、互いに学び合う関係が築かれています。
また、学生向けイベントの実施サービスや大学コミュニティのスポンサー募集といった仕組みを活用すれば、企業は継続的に学生と接点を持つことができます。特に若年層マーケティング支援を強化したい企業にとっては、リアルな意見を吸い上げる貴重な機会となります。
学生にとっても、TOMOSUBAは単なるプロジェクト参加の場ではありません。キャリア形成や自己分析を深めるプロジェクト型学習の機会が豊富にあり、就活に役立つ学生活動として多くの学生に支持されています。学生向けプロジェクトの募集も定期的に行われており、大学生がインターンを探す際の有力な選択肢として機能しています。
さらに、TOMOSUBAは渋谷の学生コミュニティスペースとして、コワーキングスペースが学生無料で利用できるなど、物理的な環境も整っています。東京で勉強場所を探す学生や、大学生同士の交流イベントを求める層からの人気も高く、学生起業仲間を探す場所としても活用されています。もちろん、大学生がスタートアップに参加するきっかけとなるプロジェクトも多数あります。
このように、TOMOSUBAは「既存の社会に小さな価値を加える」という思想をもとに、学生と企業が共に学び合い、実践を通じて未来を切り拓いていくための場として機能しています。