TOMOSUBA四ツ谷にて、インバウンド観光分野に取り組む学生団体「STUDENT WONDER GUIDE(SWG)」による説明会兼交流会が開催されました。
今回のイベントには、東京大学・上智大学・早稲田大学・青山学院大学など、首都圏を中心とした10大学以上から約30名の学生が参加。“観光”というフィールドで社会とつながり、語学・ホスピタリティ・地域理解を実践的に学ぶ”という活動理念に共感した学生たちが集い、関心と意欲の高い時間が展開されました。

「観光を学ぶ」から「観光で社会を動かす」へ

説明会の前半では、現役メンバーから団体概要や研修プログラムの紹介が行われました。SWGは、学生が実際に訪日観光客を案内するツアーガイドとして現場に立つことをゴールに、語学力・プレゼンテーション力・異文化理解力・接客マナーなどを体系的に身につける育成型プログラムを実施しています。

当日の会場では、実際に現場でガイドとして活躍する先輩メンバーが登壇し、「現場で何が起きるのか」をリアルな体験談として共有。
例えば、韓国からの観光客への対応で求められた文化的配慮や、予期せぬトラブル対応で試された判断力など、「学生だからこそ気づける観光のリアル」が惜しみなく語られ、参加者からは深く頷く姿が多数見られました。

対話が不安を希望に変える、交流設計の力

後半の交流セッションでは、小グループに分かれて質疑応答を実施。
参加学生たちは、「語学に自信がなくても参加できる?」「ガイド未経験でも大丈夫?」「学業との両立はどうしてる?」といった等身大の疑問を投げかけ、それに対して現役ガイドや事務局メンバーが丁寧にフィードバックする形で進行されました。

この対話によって、「やってみたいけど不安」という声が、「私も挑戦してみたい」に変わっていき、実際にその場で参加を決めた学生も複数いたとのこと。一方通行の情報提供にとどまらない、“共感と背中を押す”関係性づくりが、SWGの説明会の真骨頂です。

学生が“インバウンドの最前線”に立つ価値

インバウンド観光は今や日本の重要な経済・地域活性の柱であり、その現場に若者が関わる意義は極めて大きいものです。SWGは単なるツアーガイド団体ではなく、**Z世代がホスピタリティ精神と国際感覚を実地で身につける「人材育成プラットフォーム」**としても注目されています。

学生たちは、ガイド活動を通じて次のようなスキル・経験を得ています:

  • 多国籍の旅行者に対応する語学+非言語コミュニケーション力
  • 緊急対応・プレッシャー下での冷静な判断力
  • 地域文化の価値を伝えるストーリーテリング能力
  • 多様なチーム運営を経験するマネジメント力

企業の皆様へ

STUDENT WONDER GUIDEが提供するのは、単なる観光体験の場ではありません。
それは、「実践力を持った人材を育てる社会装置」であり、「多文化共生・地方創生・教育の未来」を体現するプラットフォームです。観光・教育・地域連携・人材育成・CSRなど、さまざまな軸で、企業との共創の余地は非常に大きく広がっています。

  • インバウンド領域での企業連携型プロジェクトの企画運営
  • 地域企業との学生ガイド派遣連携(観光案内所・地方自治体との橋渡し)
  • 観光人材の育成プログラム設計支援
  • グローバル人材採用の母集団形成としての接点づくり


TOMOSUBAは、単なる貸し会議室ではなく、学生の挑戦が可視化され、社会とつながるための“実験場”です。

今後も私たちは、STUDENT WONDER GUIDEをはじめとした志ある団体とのパートナーシップを通じて、次世代の人材育成と企業連携の未来を切り拓いていきます。
ご関心のある企業様は、ぜひ一度ご相談ください。